axico’s diary

徒然に

父のこと Ⅲ

「慢性骨髄単球性白血病

年配の男性に多いらしい。

 

はじめに「白血病」と聞いた時はテレビドラマなどでよく見る無菌室に入って抗がん剤治療をして、脱毛や吐き気などの副作用が強いイメージだった。
ただ、父は急性骨髄性白血病とは違うので、化学療法は1ヶ月に5日間の通院。
父は血小板が少ないので血が止まりにくく治りにくい。
だから小さい怪我もしないように、どこかにぶつけて内出血しないように気をつけてる。
そのために輸血も必要で、その他の週は週2の通院を繰り返していたけど、体調も体力も徐々に回復してきてる。
今は輸血もその時によってだし、通院回数もだいぶ減ったみたい。

 

白血病の治療はほぼ28日周期。
例えば化学療法を第1週に5日間、その後第2週〜4週は自宅療養。
それで1クール。
それの繰り返し。
多分、終わることはない。
今も4〜5週に一週通っている。
幸い、父には投与してもらっている抗がん剤が合っているらしく、副作用もないし普通に生活している。
同じ治療をされてる人の中では副作用がある人もいるみたいだし、そうすると父の性格上、やめると言い出しかねないからよかったのかも…

 

造血幹細胞移植の治療法もあるけれど、高齢男性が発症しやすいのであまり適用はされないらしいし、もしできるとしても、私は血が繋がっていないからドナーを探すのも大変だろうと思う。
父の病気がわかってから、色んなことを調べた。
わからないことが多いしね、今はスマホもあるし。

 

元々の糖尿病と腎臓に対しては、食事療法も必要だから母も大変そうだったし、まぁ今も食事制限はあるから大変そうだけど、そのおかげで数値は安定しているみたい。
でも抗がん剤は継続中。
命の綱。

一時は母と覚悟をしていたけど、もう6年3ヶ月。
病気ともうまく付き合えるようになってきたようで、よかった。

 

今はコロナのこともあって簡単には実家に帰れなかったり、父も母も買い物以外は出かけていないみたい。
親戚もとても仲良いし、従弟たちのところに去年たて続けに子供が産まれたから会いたいけど、それもなかなか難しい。
みんなの健康を祈って、会える日を楽しみにしていかないとね。